2025-12

あ行

おはぎはん

年齢・性別:22歳・女性 肩書:ライター「ジャーナリスト魂が燃えますわ!」が口癖の、猪突猛進な若手ライター。常に村の面白いネタを探して駆け回り、その好奇心のアンテナはココアン村の隅々まで張り巡らされている。相棒の真田まると共に、人々の懐へあ...
さ行

菜箸千夏

ここあん村立芸術図書館・移動図書館担当司書。NDC(日本十進分類法)と完璧な秩序を愛するが、復興の現場で予測不能な「物語」に出会い変化していく。愛車はロマコメ号。[司書/菜箸千夏/プロフィール]
さ行

酔酔亭馬楼

すいすいてい ばろう年齢・性別:34歳・男性肩書:長野の禅寺の副住職、元・真打の落語家本名は、小林道照(こばやしみちてる/どうしょう)。かつては「百年に一人の逸材」と称された元落語家で、現在は長野の禅寺で副住職を務めています。真っ赤な袈裟を...
た行

徒 然士

ただ せんじ年齢・性別:51歳・男性肩書:小説家、文芸評論家、私立ここあん大学日本文学科講師・・・はっ、さて。諸君、静粛にしたまえ。これから、このわぁたくしが、わぁたくし自身のことを、わぁたくしのために語ってやろうというのだ。心して聴くよう...
ブックカフェ「シズカ」シリーズ

月の裏側の観測

スタシス・エイドリケビチェス『クレセント・ムーン』に着想を得て。
「二つ目と代弾き」シリーズ

お題009. 十三秒のユニゾン

酔酔亭馬楼と糠森ひなのほのぼのストーリー。
「二つ目と代弾き」シリーズ

お題008. 練習の彼方と微炭酸の幻影

喫茶「小古庵」。午後の店内は、客がまばらで、柱時計の針が進む音以外、空気が止まっていた。テーブルの上には、氷の溶けかけたアイスティーと、緑色のメロンソーダ。ひなは文庫本に目を落とし、馬楼はストローをくわえて天井を仰いでいる。「でね、俺は思っ...
「二つ目と代弾き」シリーズ

お題007. 練習の死角と紅ショウガの憂鬱

牛丼チェーン「スタミナ太郎」ココアン駅前店の自動ドアが開くたび、湿度を帯びた生温かい風と、排気ガスの焦げた匂いが、店内に充満する甘辛いタレの香りと衝突事故を起こしていた。カウンター席の隅。酔酔亭馬楼は、目の前に置かれた並盛りの丼を、箸でつつ...
SPOT

ものがたり屋

崩れた物語を編み直す、消える路地の聖域椎名町3丁目。昭和の幻影を上映し続ける映画館「まひる座」と、潮騒の匂いが染み付いた居酒屋「海」。その狭間に、大人一人が肩を窄めてようやく通れるほどの細い路地がある。その先にある蔦に覆われた築六十年の古民...
「二つ目と代弾き」シリーズ

お題006. 階段落ちと黒歴史

ココアン鉄道の地下駅へ続く階段は、年中湿ったカビと、誰かが落としたガムが黒く化石化したシミとで、薄汚れている。蛍光灯が一本、不規則に明滅して、足元を心許なく照らしていた。「あー、腹減った。駅そばの出汁の匂いってのは、なんでこう暴力的なんだろ...