小春ちゃんワンダーランド
「吸わない系」吸血鬼の小春は、手違いで誘拐され、元天才カメラマン・微笑たちの復讐劇に巻き込まれます。しかし彼女は持ち前の天然ぶりを発揮し、彼氏を自分に変身させたり、宿敵を改心させたりと大暴れ。最後は警察から逃れるため、能力で仲間をティッシュや巨大アイスに変身させ、海へと逃亡します。シュールでドタバタ、でもどこか温かい、奇妙な仲間たちが繰り広げる昭和レトロなハッピーエンドです。
ストーリー
物語は、昭和の現代(1980年代半ば)を舞台に展開します。以下、ネタバレあり。
1. 勘違いの誘拐とアジトでの生活
横山兄弟は、廃人となった恩人・微笑を再起させるため、敵対するフジマタキオカへの復讐を計画します。彼らはフジマタの妹「さゆり」を誘拐しようとしますが、誤ってただのアルバイトである小春を連れ去ってしまいます,。 小春はバー「海底二万里」の地下倉庫に監禁されますが、動じることなく状況を楽しみます。そこでトラウマにうなされる微笑を見た小春は、自身の能力を使って(黒猫に変身して噛むなどして)彼の苦しみを和らげます。
横山兄弟は、廃人となった恩人・微笑を再起させるため、敵対するフジマタキオカへの復讐を計画します。彼らはフジマタの妹「さゆり」を誘拐しようとしますが、誤ってただのアルバイトである小春を連れ去ってしまいます,。 小春はバー「海底二万里」の地下倉庫に監禁されますが、動じることなく状況を楽しみます。そこでトラウマにうなされる微笑を見た小春は、自身の能力を使って(黒猫に変身して噛むなどして)彼の苦しみを和らげます。
2. 小春の正体とタダシの受難
小春はアジトで、自分が「吸血鬼」であることを明かします。一方、小春の彼氏タダシは、街で横山弟と遭遇し、なぜか「ダチ」認定されてアジトへ連れてこられます。 そこで小春が愛情表現としてタダシを噛むと、タダシの「小春ちゃんが大好き」という想いが強すぎたため、タダシ自身がエプロン姿の「もう一人の小春」に変身してしまうという椿事が起きます。
小春はアジトで、自分が「吸血鬼」であることを明かします。一方、小春の彼氏タダシは、街で横山弟と遭遇し、なぜか「ダチ」認定されてアジトへ連れてこられます。 そこで小春が愛情表現としてタダシを噛むと、タダシの「小春ちゃんが大好き」という想いが強すぎたため、タダシ自身がエプロン姿の「もう一人の小春」に変身してしまうという椿事が起きます。
3.フジマタキオカ邸へのカチコミ
その頃、単独行動をしていた横山(兄)がフジマタキオカに捕まり、「くすぐり拷問」の危機に瀕していました。それを知った小春、微笑、横山(弟)、タダシの一行は、兄を救出するためにフジマタ邸へ乗り込みます。 ドタバタの乱闘の末、小春はフジマタキオカの懐に飛び込み、彼の首筋を「カプッ」と噛みます。すると、フジマタキオカは号泣しながら土下座し、微笑への嫉妬と謝罪の言葉を叫び始めます。彼の深層心理にあった「素直に謝りたい」という願望が具現化したのです。
その頃、単独行動をしていた横山(兄)がフジマタキオカに捕まり、「くすぐり拷問」の危機に瀕していました。それを知った小春、微笑、横山(弟)、タダシの一行は、兄を救出するためにフジマタ邸へ乗り込みます。 ドタバタの乱闘の末、小春はフジマタキオカの懐に飛び込み、彼の首筋を「カプッ」と噛みます。すると、フジマタキオカは号泣しながら土下座し、微笑への嫉妬と謝罪の言葉を叫び始めます。彼の深層心理にあった「素直に謝りたい」という願望が具現化したのです。
4.シュールな逃走劇
騒ぎを聞きつけた警察が到着します。逃げるために、小春は仲間たちを次々と噛んで変身させます。
• 微笑 → 「自由になりたい」と願い、ティッシュペーパーに変身して空を舞う。
• 横山(兄) → 一本の長い髪の毛に変身し、ティッシュを追う。
• 横山(弟) → 大好きな巨大な業務用アイスクリームカップに変身し、部屋を占拠する
騒ぎを聞きつけた警察が到着します。逃げるために、小春は仲間たちを次々と噛んで変身させます。
• 微笑 → 「自由になりたい」と願い、ティッシュペーパーに変身して空を舞う。
• 横山(兄) → 一本の長い髪の毛に変身し、ティッシュを追う。
• 横山(弟) → 大好きな巨大な業務用アイスクリームカップに変身し、部屋を占拠する
5. ラストシーン:夜明けの海
残された小春とタダシは、巨大なアイス(弟)を転がしながら海へ向かいます。空を飛んでいたティッシュ(微笑)と髪の毛(兄)は、海風に煽られて海に落下し、濡れて人間に戻ります。 夜明けの海岸で焚き火を囲む一行。ずぶ濡れの男たちと、巨大なアイス、そして小春とタダシ。「ポンコツ仲間も悪くない」と笑い合い、小春がタダシの肩で眠る穏やかなハッピーエンドで幕を閉じます。
残された小春とタダシは、巨大なアイス(弟)を転がしながら海へ向かいます。空を飛んでいたティッシュ(微笑)と髪の毛(兄)は、海風に煽られて海に落下し、濡れて人間に戻ります。 夜明けの海岸で焚き火を囲む一行。ずぶ濡れの男たちと、巨大なアイス、そして小春とタダシ。「ポンコツ仲間も悪くない」と笑い合い、小春がタダシの肩で眠る穏やかなハッピーエンドで幕を閉じます。
ここあん村とのつながり
実は、この小春ちゃんのおはなしは、1980年代に大学の自主映画サークルで書かれたシナリオが元になっているんです。そして、いま。ここあん大学の自主映画サークル「アーヌエヌエ」でリメイクの話が盛り上がり、そこに酔酔亭馬楼、中野楓子、中野あやねたちもからんで……。そのあたりのお話は、千早亭小倉著『ハッピーエンドの瞳を持つ君と、できそこないのワンダーランド: 昭和に負けるか、僕らのドタバタ映画制作日誌』にまとめられています。
![[公式]千早亭小倉の世界 | ここあん村案内所](https://atelier-cocoan.com/wp-content/uploads/2026/01/tops2.jpg)