能天気な「月面レタス隊」の冒険
物語のメインとなるのは、日本人女性だけで構成された「月面レタス隊」の奮闘記です。植物学者のモヤシや、エンジニアのマッド、そして糠漬けを愛するアシスタントAIヌカヅケといった個性豊かな(そしてどこか抜けている)メンバーが、月面基地「満月亭」でレタス栽培に挑みます。 ここでは、「人間アンテナ」で通信を回復させたり、謎の光るレタス「ツキノコちゃん」が誕生したりと、科学考証を無視したご都合主義的でコミカルな展開が繰り広げられます。

月面レタス隊のクルーたち。左から、ケッソク、チョピン、ウラバン、トクダネ、モヤシ、マッド、ヌカヅケ
ここあん村とのつながり
こんな未来のお話とここあん村、一見なんも関係なさそうですが。※以下、ネタバレ有り。
物語の地球パートにおいて、主要な施設はすべてここあん村(『月面レタス隊』の中では「ココアン区」と呼ばれています)に集約されています。たとえば……。
• AI開発の拠点:ヌカヅケの人格モデルとなった花岡種さんが通っていた「ミライライフ研究所」は、ココアン区の中心部にあります。ここで種さんの人格データが採取されました。
• 技術開発の拠点: エンジニアのマッドが勤務していた最先端技術開発企業「ミライくん」の本社は、東京ココアン区にある「ココアンタワー」という近未来的なビルに入っています。
• プロジェクトの拠点: 月面レタス隊のメンバーが集結した「特別宇宙開発機関(TUKI)日本支部」の施設も、ココアン区に所在しています。
さらに、ヌカヅケの愛読書、実は、ここあん村を舞台にしたラブストーリーなんです。
そのあたりのお話は、千早亭小倉著『新生月面レタス隊が行く: SF菜園サバイバル』
にまとめられています。
![[公式]千早亭小倉の世界 | ここあん村案内所](https://atelier-cocoan.com/wp-content/uploads/2026/01/tops2.jpg)