物語の種

劇団「かもかも」

【外部】コント(劇団かもかも)

劇団作家・徒然士が豪語する「完璧な様式美」の新作。だがそれは人気ドラマの奇妙な二番煎じか。設定の微細なズレが笑いを誘う、独創性と模倣の境界線を突く知的コントをはじめ、ここあん村の劇団を舞台にしたコント。
シズカな笑い

【外部】コント(ブックカフェシズカ)

コント「湖と池と沼の存在論」(あらすじ)湖畔のカフェを舞台に、水面の定義を巡る哲学的な舌戦が繰り広げられます。厳格な学術的分類を盾に取る文芸評論家と、主観的な認識を重んじる思想家。だが、冬を待つカエルの安否を案じる小春の素朴な一言が、言葉の...
喫茶店「小古庵」

ショートショート「ちょんまげ生えるわ」

珈琲の黒い水面が波打ち、映り込んだ蛍光灯が揺れる。分厚い一枚板のテーブルに叩きつけられた掌の熱が、カップの底を揺らしたのだ。「なぜだ! なぜ村の連中は使わんのだ、『ちょんまげ生えるわ』を!」徒然士ただぜんじの口から飛んだ飛沫が、小古庵の薄暗...
ここあん村立図書館

掌編「それぞれの鎧」

ここあん図書館二階、かつての一般図書フロアは、菜箸千夏にとって、完璧に調律された楽器のような場所だった。背表紙の高さ、色合い、日本十進分類法の聖なる数字。そのすべてがミリ単位で管理され、静謐な調和を奏でる。彼女は書架の端から端までを検分し、...
ものがたり屋

【外部】掌編(ものがたり屋)

「ものがたりをひとつだけ」人気のケーキ店主・丹波りんが、「あなたの物語、聴きます」と掲げる女、真田まるの営む古民家を訪れる。りんは、自分が作った漆黒のムースを「一番の毒」としてまるに味見させる。まるは、その味が純粋な心を破壊した「罪の味」だ...