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ZINE「ペンタ」

「炭酸の飽和水準と、笑顔の遅延について」/神崎一樹

【作品No.03】 タイトル:『炭酸の飽和水準と、笑顔の遅延について』 執筆者:神崎 一樹(C組) スタイル:構造解析的リアリズム 自動販売機の取り出し口には、冷気を含んだ湿った空気が溜まっていた。指先がアルミ缶の結露に触れ、摩擦係数が急激...
真田まる「夜明け前のひとりごつ」

ヴィーナスの落書き|真田まる

滑らかな肌の 丘陵おかを越えて辿り着いた 秘密の谷間​神様がそこで 筆を滑らせいたずらに描いた 黒い線​守っているのか 隠すのか絡まり合うた 縮れ毛はうわ、突然の驟雨やなんだなんだなんだなんだなんだボディソープ持ってこんかい!真田まる
真田まる「夜明け前のひとりごつ」

月夜のバナナ|真田まる

夜空の皮を つるりと剥けば 現れたのは 白い実ひとつ甘いか渋いか 知らんけど 星のフォークで 突き刺して私の憂いも ひとくちサイズ モグモグ噛んで 飲み込むわ真田まる
シズカな笑い

氷上静ひとりコント

【登場人物】氷上 静(ひかみ しずか):現代思想家兼ブックカフェオーナー。世界を完璧な論理で整理したいが、物理的な「糊のり」や「汚れ」といった現実の粘着性に弱い。【場面設定】深夜のブックカフェ「シズカ」の厨房。営業が終わり、静けさに満ちた空...
ジャズバー・ライブハウス

コント「純粋理性批判的な何か」

【登場人物】郷田 剛:克枯町商店街会長。彼の認識フィルターを通すと、森羅万象は「郷田を称えるための舞台装置」に変換される。矢尾 玲子:きさらぎタウンの主婦、自称ステキさん。彼女の認識フィルターを通すと、あらゆる事象は「ステキな自分」を修飾す...