氏名:逢坂 渉(おうさかわたる)
年齢・性別:年齢不詳・男性
肩書:作家(常盤荘の住人)

文壇アパート「常盤荘」に暮らす、トレンチコートが似合う探偵のような雰囲気を漂わせる作家です。彼の紡ぐ物語は、一本の間違い電話や偶然拾った手帳など、日常の些細な「偶然」から始まります。都市という迷宮を彷徨いながら、失われたアイデンティティの欠片を探し求めるような作風が特徴です……いや、でした。
もともとは、「始まりはいつも偶然だが、それが必然の糸で結ばれていることに物語の終わりで気づく」と語るように、出来事の裏にある見えない繋がりを重んじていたのです。ポール・オースターを彷彿とさせる孤高のロマンチストであり、自身もまた「自分という名の登場人物を演じている孤独な役者」として、言葉の海を彷徨い続けていました。
そして、今。本人は小説の停滞から抜け出したブレイクスルーと信じていますが、周囲からはスランプの末にキザなSNS風ポエマーへ転向したと呆れられています。大真面目に大裟なポエムを詠み上げますが、中身のなさや家賃滞納といった生活感とのギャップが最大の特徴です。凄む武功をポエジーで脱力させ、校正者の辻さゆりにミリ単位で理詰めで解体されては動揺しています。これはこれで、魅力的かもしれません。何しろ、見かけはいいので(苦笑)。
逢坂渉が登場するものがたりやコント
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第31話 浸透する原稿と無心の保湿 【登場人物】逢坂 渉:作家。日常の偶然に過剰な意味を見出す孤高のロマンチス…





