「音巴里荘」と書いて、「おんぱりそう」と読みます。「おんぱりそ」と発音する人が多いようです。
音巴里荘は、ここあん村の芸術家街・小名(ちいな)地区にある、蔦の絡まる洋館風のアパートです。森の中にひっそりと佇むような外観で、独特の雰囲気を放っています。
玄関ホールは薄暗く、壁には前衛的な絵画や意味不明なオブジェが雑然と飾られており、アパートというよりは「芸術家の巣窟」といった様相です。
最大の特徴は、敷地内の「離れ」に防音設備が完備された音楽練習室があることです。そこには完璧に調律されたグランドピアノが常設されており、住人はいつでも自由に弾くことができます。
この環境は、本来は氷上静の実家の所有物件であり、静の父が生前、他では部屋を借りられないような芸術家たちを面白がって住まわせたのが始まりです。
●管理人
阿斗 理恵(あと りえ)
35歳・女性。妖艶な美女で、舞台衣装のようなロングドレスを纏っていたり、植物の蔦や葉を編み込んだような「森の一部」のような服を着ていたりと、神出鬼没で奇抜なファッションが特徴です。
性格は「大地のような女性」と評され、何事にも動じず、個性的な住人たちを微笑んで受け入れています。一癖も二癖もある住人たちの騒動や奇行も「刺激的」と楽しんでいます。夏場には、庭で巨大なたらいと洗濯板を使い、隆起した筋肉を見せながら豪快に住人たちの洗濯物を洗う、野性味あふれる一面も持っています。
●個性的な住民たち
そして、代弾きピアニストの糠森ひなも短い期間でしたが、ここの住人でした。温室育ちともいえる彼女にとっては、ちょっと刺激が強い住人たちばかりでしたね。
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