掌編一覧 一覧 2026.03.162026.03.23 掌編「助け舟」 縁側で日向ぼっこをしながら、まんのすけは気持ちよさそうに目を細めていた。居間から聞こえる義理の姉・ばっしょいと… 掌編「繕われた地図」 湖からの反射光が、ブックカフェ『シズカ』の床に、ゆらゆらと動く菱形の模様を描いていた。光は磨かれた床板を滑り、… 【外部】ビターここあん NOTEやはてなブログなど、外部サイトに掲載中。ちょっと大人な掌編集。作・千早亭小倉 「ものがたりをひとつだけ… スケッチ「垂直の訪問者」 登場人物:さやかっくす、まんのすけ 午後二時。筋金入りの引きこもり、まんのすけが自室で「天井のシミの数を数える… 掌編「椎名町助とおはぎまる」 第1編:居酒屋『海(うみ)』の濁り酒 椎名町3丁目の夜は、古びた毛布のように重たくて温かい。 居酒屋「海」の暖… スケッチ「3丁目駅、鉄美鈴の夜」 二十三時十一分。赤色灯が二つ、暗がりの奥へと吸い込まれていった。M鉄道からここあん鉄道へ乗り入れる、3丁目駅経… 掌編「月の裏側の観測」 指先で画集のページを繰る。上質なマット紙特有の、湿り気を帯びた重たい音がした。 氷上静は、カウンターに広げた『… 掌編「おはぎはんの錯覚」 表通りから一本外れたパチンコ屋の裏口。派手な刺繍の入ったスカジャンを着た男が、何か黒い物体を拾い上げると、無造… 掌編「六月の雨」 六月の雨は音もなく、世界の輪郭を静かに滲ませていた。 ブックカフェ「シズカ」の大きな窓ガラスを、名前もない筋と… 掌編「湖畔の庵」 六月の雨は、森の匂いを濃くしていた。 災害が作ったという湖は、そのすべてを飲み込んで静まり返っている。水面と空… 前のページ 1 2 3 4 次のページ