外界とここあん村を繋ぐ玄関口、椎名町三丁目。ここは、都会の喧騒と村の混沌が入り交じる特異な緩衝地帯です。
時空がねじれた「3丁目駅」に降り立つと、復興の最前線であるボストー区へと続く、時代から忘れられたような街並みが広がります。
閉館した映画館「まひる座」と、ここあん4ママのひとり海ママが仕切る小料理屋「海」に挟まれた、地図から消えかけた路地の奥には、傷ついた心を編み直す「ものがたり屋」がひっそりと店を開いています。
外界の「よもやま」を引き受ける編集プロダクション「ぽんちょ」が入る古い雑居ビルや、社会からはみ出した作家たちの聖域となっているアパート「常盤荘」など、椎名町三丁目は単なる商店街でも住宅街でもありません。行き場を失った人々がふらりと立ち寄り、壊れた日常を繕いながら新たな物語の種を紡ぎ出す、愛おしくもカオスな吹き溜まりなのです。
さらに、交差点には特定のパスを持つ者にしか見えない、地図にない「五番目の道」があり、五角形の巨大塔「ペンタ」へと続いています。
![[公式]千早亭小倉の世界 | ここあん村案内所](https://atelier-cocoan.com/wp-content/uploads/2026/04/20260410_125128.jpg)





