ものがたり

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移動図書館日記(70)

無限の時間の使い道移動図書館司書・菜箸千夏の日記。竹の魚籠作りに挑戦する「名人」。あの直後の押し潰されそうな空白の時間とは違う、自らの手で余りある時間を編み上げようとする力強い生の営み。[移動図書館/ものづくり/再生]
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移動図書館日記(69)

息苦しい箱移動図書館司書・菜箸千夏の日記。新たに導入された大型の図書車と前からの小型図書館車。好みは人それぞれですが、車内に入る型の車が呼び覚ます、あの日の詰め込まれた避難所の記憶と、空が見える屋台の安心感。[移動図書館/トラウマ/配慮]
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移動図書館日記(68)

みちくさの土壌移動図書館司書・菜箸千夏の日記。ロマコメ号の「みちくさ」というロゴを読み上げる子どもたち。非効率を嫌う私が気づいた、無駄な時間こそが物語を生む肥沃な土壌であるという事実。[移動図書館/子ども/みちくさ]
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移動図書館日記(67)

人が死なないミステリー移動図書館司書・菜箸千夏の日記。新興区画で「人が死なないミステリー」を求める女性。理不尽な喪失を経験したからこそ、日常の小さな謎解きに安心を求める切実な心に寄り添う一冊。[移動図書館/ミステリー/心のケア]
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移動図書館日記(66)

乱暴な優しさ移動図書館司書・菜箸千夏の日記。新しい巡回先で出会った、地区代表の男性のだみ声。本を全て失った女性に貸出を促す、乱暴で温かい言葉が、図書館と住民の見えない壁を壊していく。[移動図書館/本との出会い/優しさ]