WORKS<千早亭小倉の作品>

千早亭小倉著作集

千早亭小倉著『空と風と海と そして、みんなの一週間』

千早亭小倉による「大人のための寓話」シリーズ第四弾。月曜日から日曜日までを巡る七つの物語とおまけの一編を収録。完璧な管理社会や理論武装した大人たちを、風や星といった無垢な存在が優しく解きほぐします。現代人が抱える息苦しさを、少しのユーモアと...
ものがたり

【外部】掌編/大人のための寓話

仮面と皮膚 (あらすじ)パリのアパルトマンで、50代のフランス人批評家ピエールは、日本人留学生の「私」に対し、日本人は礼儀という仮面を被って本音を隠していると傲慢に批判します。対して私は、拙いフランス語で反撃に出ます。「私たちはそれが仮面だ...
千早亭小倉著作集

千早亭小倉著『移動図書館ものがたり[増補版]』

『移動図書館のものがたり[増補版]』は、Kindle版の創作3作品に長尺の解説を加えたペーパーバック版です。創作3作品については、下記リンクの紹介記事をご参照ください。ペーパーバック版は、Kindle版『移動図書館のものがたり』収録の三編(...
ものがたり

大人のための寓話「広場の隅のからくり時計」

町の広場の真ん中に、そのからくり時計は立っていた。今も、昔も、まったく同じ場所に。その時計は、毎日正午に開かれる小さな舞踏会の主催者だった。時計からワルツが流れ出すや、広場そのものが陽光の降り注ぐ舞踏室に変わり、誰もがその優雅な音色に引き寄...
ものがたり

大人のための寓話「嘘の色」

最初に嘘の色が見えるようになったのは、いくつのときだっただろう。物心ついた頃にはもう、人の言葉には時々、奇妙な色がまとわりついていた。世界は、私にとって四つの色でできていた。ひとつめは、まっしろ。母が私の拙い絵を見て「まあ、上手ね」と言った...