生地こね子

箱庭コント

箱庭コント「干からびた感想」

[シットコム・コント台本]パン屋の店主・こね子と、超合理主義のネイリスト・千冬が繰り広げるコミカルな会話劇。「感想」と「乾燥」の些細なすれ違いが雪だるま式に膨らむ、クスッと笑えてテンポ抜群のミニコント。作・千早亭小倉
箱庭コント

箱庭コント「こねこはん」

【登場人物】生地 こね子:35歳。ここあん村のパン屋「boulangerie KONEKO」の店主。パン作りに情熱を注ぐが、実は重度の「米派」という矛盾を抱える。背が低く、オーブンで腕を火傷しがち。おはぎはん(宏原 こはぎ):22歳。フリー...
箱庭小説

連続ジェミ庵小説(11)

第31話 浸透する原稿と無心の保湿【登場人物】逢坂 渉:作家。日常の偶然に過剰な意味を見出す孤高のロマンチスト。鶴亀 昌子:編集プロダクション社員。締め切りの現実逃避として「思考停止」のスキンケアを行う。【スポット】アパート「常盤荘(第二言...
箱庭小説

ショートショート「ボールペン」

登場人物:丹波りん、生地こね子丹波りん(35・パティシエ)は、透明なボールペンの替え芯を光に透かし、インクが途絶えた境界線をプラスチックの筒越しになぞっていた。指の腹に伝わるのはインクの感触ではなく、中身が空洞になった筒の、頼りない軽さと冷...
箱庭の語り部「千早亭小倉」著作集

千早亭小倉著『絶対零度の知性:新浪いちごの日常』

本書は、かつてAIとの知性比べにおいて敗北を認め、研究の第一線を退いた元・天才科学者の少女「新浪いちごにいなみいちご」と、その弟「なつひこ」の生活を描いた連作短編集です。森の中のモジュールで暮らす彼女は、自身の感情を排し、あらゆる事象を「デ...