地層1:昭和の原風景(ルーツの層)
ここあん村のルーツであり、主要登場人物たちの親世代が青春を駆け抜けた昭和の時代を描く「原風景」の層です。恋流波東彦たちが不器用な情熱を燃やし、8ミリ映画『小春ちゃんワンダーランド』の制作に打ち込んだ日々などがこれに該当します。まだ未曾有の大災害や未知の病といった脅威を知らなかった、泥臭くもあたたかなノスタルジーに満ちた時代です。彼らが残した記憶や情熱は、数十年の時を経て現代の若者たちへと受け継がれ、村で紡がれるさまざまな物語の確かな起点として機能しています。この層に触れることで、現在の住人たちが持つ気質のルーツを垣間見ることができます。
東彦を思わせるはるひこと弟なつひこを主人公にした、1970年代の世田谷区成城を舞台にしたコントもこの層に含まれます。
![[公式]箱庭の語り部 千早亭小倉](https://atelier-cocoan.com/wp-content/uploads/2026/04/20260410_125128.jpg)