氏名:酔酔亭馬楼閣(すいすいてい ばろう)
※本名:小林 道照(こばやし みちてる)/「どうしょう」はあだ名。
年齢・性別: 34歳・男性
肩書: 長野の禅寺の副住職、元・真打の落語家

高座の挫折から安らぎへと至った、心に寄り添う赤袈裟の求道者
熟れすぎたトマトのような真っ赤なオーバーオールや着物と、もじゃもじゃのくせ毛に黒縁眼鏡がトレードマークの元落語家。現在は長野にある実家の禅寺で副住職を務めています。
大学の落語研究会時代は「百年に一人の逸材」と騒がれたものの、プロの厳しい世界では壁にぶつかり、万年二つ目として伸び悩み、酒に逃げる日々を送っていました。当時は克枯地区の路地裏にある、雨漏りの跡が豪州大陸の形をした築40年の古アパート「メゾン干物箱」に暮らし、いずれ出番が来るのを待つ干物のように、鬱屈した時間を過ごしていました。
そんな折、完璧主義のピアニスト・糠森ひなと出会います。互いの不器用さと満たされない思いに共鳴した二人は、反発しながらも他者には見せない素顔をさらし合える「同志(ソウルメイト)」となりました。しかし、馬楼は自身の重篤な体調不良と、落語家としての才能の限界を悟ります。彼女の才能を誰よりも信じていた馬楼は、実家の寺の縁を頼りに、ひなを東北の交響楽団へ密かに推薦しました。そして、師匠・酔酔亭なまくらから真打昇進の打診を受けながらも、ひなの重荷にならないよう彼女を冷たく突き放して送り出した直後、高座で倒れてしまいます。病床では、弟弟子・馬太郎の新作落語の結末にダメ出しをし、ひなへの不器用なエールとして「あとにはひけない」というサゲを作らせました。その後、自身の落語家人生に幕を下ろす決意をし、真打を辞退して廃業し、長野へ戻る道を選びました。
●酔酔亭馬楼と糠森ひなのものがたり
●酔酔亭馬楼と糠森ひなのものがたり(スピンオフ)
現在の酔酔亭馬楼
現在は、真っ赤な袈裟を身にまとい、落語家時代の話術を活かした「落語法話」で被災した人々に安らぎを与える僧侶へと転身しています。人を笑わせることから心に寄り添うことへ目的は変わりましたが、肝心なサゲで噛んでしまう癖は相変わらずです。今も時折ここあん村に顔を出しており、映画監督志望の岸辺義道の実家である小古八幡の寺で開かれる落語会に呼ばれた際には、かつての高座名「酔酔亭馬楼」として上がるなど、村との縁は続いています。
ひなとは、彼女がソリストとして成功を収めた後も、互いの健在を遠くから確認し合う、自立した表現者としての適度な距離感を保っています。強がりで見栄っ張りであり、照れ隠しですぐにピエロを演じてしまいますが、誰かの踏み台になることで相手を輝かせる、底知れぬ優しさと自己犠牲を厭わない愛情が馬楼の最大の魅力です。
馬楼が登場するおもなものがたりやコント
●地層3
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酔酔亭馬楼シリーズに登場する落語の演目
箱庭コントの郷「ここあん村」において、まさに落語とコントの中の人といえる「酔酔亭馬楼」のコントやものがたり内に…
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箱庭スケッチ「ここあんタワー竣工式」|地層3
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箱庭コント(馬楼とひな)|はてな
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