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箱庭小説

移動図書館日記(64)

物語の息継ぎ移動図書館司書・菜箸千夏の日記。時代小説の最終巻を返す男性が語る、本とテレビの違い。自分のペースで物語を中断し、また現実と行き来できる「息継ぎ」としての読書の価値。[移動図書館/本/読書]
箱庭小説

移動図書館日記(63)

椅子のないフロア移動図書館司書・菜箸千夏の日記。三十人のボランティアがもたらした圧倒的な熱気。椅子がなければ座れないという私の常識が、彼らの力強い背中によって心地よく掃き清められた日。[移動図書館/ボランティア/復興支援]
箱庭小説

移動図書館日記(62)

名前のない関係移動図書館司書・菜箸千夏の日記。グラウンドを失った仮設の空き地で遊ぶ子どもたち。名前を知るより先に笑顔で結びつく彼らの、新しい「普通」を作り出すたくましさ。[移動図書館/子ども/遊び場]
箱庭小説

移動図書館日記(61)

遠野からの旅人 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。かつて東北でボランティアをしていた中野文との出会い。多くを語らずとも同じ重さを知る先輩の静かな声が、淀んだ空気を入れ替えていく。[移動図書館/ボランティア/共振]
箱庭小説

箱庭小説「ボストークの沈黙」

栞は、武功が立ち寄るBAR「ボストーク」を訪れ、店主の宗方奈落に原稿の束を預ける。奈落は栞をヒヨッコだと拒絶するが、「置いていけ」とだけ告げる。数日後、栞は奈落から武功の赤字がびっしりと書き込まれた原稿を返される。