箱庭小説

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移動図書館日記(52)

ありがとうの防衛線移動図書館司書・菜箸千夏の日記。連発される「ありがとう」は、私のお喋りに対する防衛線か。『ティファニーで朝食を』のように、一方的な言葉の傲慢さに気づき、ただ「聞く」ことへ。[移動図書館/傾聴/対話]
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移動図書館日記(51)

邪魔をしないで移動図書館司書・菜箸千夏の日記。「邪魔しないでほしい」という住民団体の言葉。『アメリカ大都市の死と生』が説くように、派手な支援イベントの陰で、地道な活動のペースを守ること。[移動図書館/支援のあり方/自立]
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作家村|鴨下栞

ねえ、ここあん村の「作家出現率」、バグってない?石を投げれば『次回作構想中」の自称・文豪に当たる。右を見れば「売れない純文学」、左を見れば「設定厨のラノベ作家」。みんな「自分だけは特別」って顔してるけど、キャラ設定タグが完全に被ってるのよ。...
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ラジオネーム|氷上静

FMここあんに投稿する。ペンネームが必要。小春と、難しい言葉や例え話は使わないと約束した。――湖の隣の人? 状況説明だ。――本を読む人? 普通すぎる。小春が「おにぎりはどう」と笑う。ふざけるな。食べ物の名前など。……しかし、他に候補がない。...
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掌編「仮面と皮膚」「不完全な円」|はてな

仮面と皮膚 (あらすじ)パリのアパルトマンで、50代のフランス人批評家ピエールは、日本人留学生の「私」に対し、日本人は礼儀という仮面を被って本音を隠していると傲慢に批判します。対して私は、拙いフランス語で反撃に出ます。「私たちはそれが仮面だ...