移動図書館

ものがたり

移動図書館日記(49)

隠された標語 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。書庫の隙間で見つけた「元気なあいさつ」の古い額。避難所だったあの場所で、なぜその明るい言葉が隠されるように置かれていたのか。[移動図書館/避難所/記憶]
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移動図書館日記(48)

記録と検閲 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。村の記録映画を撮る学生と、貸出禁止の郷土資料。『1984』の真理省のように、失われた過去を「なかったこと」にする罪悪感と、司書の倫理。[移動図書館/記録/検閲]
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移動図書館日記(47)

天気予報と秩序 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。毎朝の村内放送と、外れる天気予報。制御不能な空の下で、気象学の棚を整えることで心の平穏を保とうとする、私のささやかな抵抗。[移動図書館/天気/不安]
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移動図書館日記(46)

あの日を巡る 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。震災のあの日が巡ってくる。誰もが時間から解き放たれてしまう日。ロマコメ号を走らせることは、日常への祈りか、それとも。[移動図書館/震災の日/追悼]
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移動図書館日記(45)

暗闇の足探り 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。仮設住宅の狭さを語る「人の脚を探る」という言葉。『変身』の主人公が感じたような、物理的な距離の喪失がもたらす心の変容と息苦しさ。[移動図書館/仮設住宅/生活環境]