2026-01

箱庭小説

掌編「椎名町助とおはぎまる」

第1編:居酒屋『海(うみ)』の濁り酒椎名町3丁目の夜は、古びた毛布のように重たくて温かい。居酒屋「海」の暖簾をくぐると、揚げ物の匂いと安酒の蒸気が、町助まちすけの青い帽子を優しく包んだ。彼はカウンターの隅に座り、お通しのポテトサラダを箸の先...
箱庭小説

スケッチ「3丁目駅、鉄美鈴の夜」

二十三時十一分。赤色灯が二つ、暗がりの奥へと吸い込まれていった。M鉄道からここあん鉄道へ乗り入れる、3丁目駅経由タウン駅行き最終列車。ここあん鉄道職員の鉄美鈴はホームの端で、背筋を真っすぐに伸ばして立っていた。右手の指をピンと伸ばし、誰もい...
箱庭小説

箱庭小説|お題011. ノーカン|二つ目の落語家と代弾きピアニストの恋

二つ目の落語家酔酔亭馬楼と代弾きピアニスト糠森ひなのほのぼのコメディ
箱庭小説

箱庭小説|お題010. ひなそば|二つ目の落語家と代弾きピアニストの恋

二つ目の落語家酔酔亭馬楼と代弾きピアニスト糠森ひなのほのぼのコメディ
箱庭コントの郷「ここあん村」住民一覧

中野あやね|箱庭ここあん村の住人紹介

氏名:中野あやね(なかの あやね)年齢・性別:65歳・女性家族:中野小春の母。中野楓子ふうこの祖母。氷上冬子(静の母)、米山共子(糠森ひなの師)とともに、ここあん村の「三女神」と呼ばれる女性。村の歴史を誰よりも深く知る「静かなる観察者」であ...