2026-04

箱庭小説

菜箸千夏「移動図書館日記」

移動図書館を舞台にした連作。架空の箱庭「ここあん村」の司書・菜箸千夏が綴る、日々の記憶の再構成。震災後の混沌と秩序の間で、本を運ぶロマコメ号と村の人々が紡ぐ、百話をこえる日常の定性的記録。文・構成:千早亭小倉(箱庭小説家)
箱庭小説

ここあん村の原点3「ここあん大学自主映画サークルの青春」

以下、ネタバレあり。第一章 40年前の「遺物」と、かみ合わない世代間ギャップ1. コロナ禍の倦怠と「ハリー=ラブ」の発見ココアン大学(現・ここあん大学)の自主映画サークル「アーヌエヌエ」に所属する四年生の聖林太郎は、コロナ禍で活動が制限され...
住民のつぶやき

化野環「古生物学小日記」

思考の断片は、痕跡を残さず消える軟体動物のように揮発性が高い。この記録は、結論という「骨格」に至る前の、問いや連想という「軟体部」を、バージェス頁岩のように保存しようとする私的な地層形成の実験である。日常の些事や人間社会の営みは、数億年の地...
箱庭コントの郷「ここあん村」住民一覧

不可思議な隣人たち|箱庭ここあん村の住人紹介

ここあん村は、巨大な塔「ペンタ」が聳え立ち、霧と共に不条理が溶け合う場所。そこには、論理や常識の物差しでは測りきれない、深淵のような眼差しを持つ住人たちが静かに息づいています。虚空の全肯定 ダダダさん年齢・性別 :60代・男性肩書:不思議お...
箱庭コントの郷「ここあん村」住民一覧

ガールズバンド「栗きんとん99」|箱庭ここあん村の住人紹介

ここあん村を拠点とする5人組ガールズバンド。繊細な絶望を轟音で包み込むオルタナティブなサウンドが特徴。歌詞はやや後ろ向きで被害妄想が強めだが、叩き出される音は極めて熱い。村のライブハウス「ガーデンガガガーデン」を根城に、日常の不条理をエキセ...