恋流波陽(地層4)

箱庭小説(掌編・スケッチ)

箱庭小説「凪の来訪者」|「物語の寄港地」シリーズ

ここあん村・寄港地シリーズ。ブックカフェ「シズカ」に、かつて小春や静の心を揺さぶった青年・恋流波陽がふらりと訪れる。しかし以前のような危うさはなく、珈琲を飲み終えると軽やかに去っていく。過去の波乱を乗り越え、確かな日常という凪を共有する二人の女性を描く静謐な一編。
箱庭コント

箱庭コント36「ブツブツ」

【登場人物】南花おちば:劇団「かもかも」所属。真面目だが、極度の緊張と勘違いで暴走しがちな「中の人」。恋流波陽(ハル):劇団「かもかも」主演俳優。飄々としているが、こだわりが強く面倒なタイプ。赤井葵:劇団「かもかも」の実力派女優。関西弁でス...
箱庭コント

箱庭コント245「挨拶の現象学的還元」

思想家の氷上静と元教え子の恋流波陽。駅のホームで再会した二人は、日常的な「おはよう」という挨拶を巡り、哲学的な思索の迷宮へ足を踏み入れる。ハイデガーやカミュを引き合いに出し、挨拶の本質を解体しようと試みる静。理屈っぽくも愛らしい師弟の掛け合いの果てに、彼女が掴み取った「問い」の正体とは。