真木まき

箱庭小説(掌編・スケッチ)

箱庭小説「弱論争」

休館日。静寂に包まれたここあん村立図書館内。2階フロアの隅にある作業机は、除籍された本の山が地層のように連なり、さながら発掘現場のようだった。年に一度のブックリサイクル市に向け、役目を終えた大量の蔵書を来場者に気持ちよく譲り渡すための、地道...
箱庭コント

箱庭コント282「今夜はリート・イット」

[読むシットコム・コント台本]箱庭世界「ここあん村」の元オペラ歌手・ボラン京子が開講する「ドイツリート」講座。とある理由で、住民たちに勘違いされまくる。ドイツリートやドイツ歌曲の知識がなくても楽しめる、そして好きになるコント。作・千早亭小倉
箱庭コント

箱庭コント263「準備の用意」

【登場人物】氷上 静:現代思想家。ブックカフェ「シズカ」オーナー。事象を論理や構造で解体しようとする。真木 まき:ここあん村立図書館副館長。厳しい現実や理屈をメルヘンに翻訳して受け止めるしなやかさを持つ。中野 小春:静のブックカフェの共同オ...
箱庭コント

箱庭コント180「続・気にすんなの魔法」

前段「気にすんなの魔法」の続き【登場人物】真木 まき:ここあん村立図書館副館長。現実をふんわりと受け止めるメルヘン主義者。菜箸 千夏:ここあん村立図書館主任司書。完璧な秩序と分類を重んじ、隙を見せない。【場面設定】ここあん村立図書館内。真木...
箱庭コント

箱庭コント179「気にすんなの魔法」

【登場人物】高島 雅也:ここあん村立図書館館長。正論の鎧を纏う孤独な完璧主義者。秩序維持への強迫観念を抱き気味。真木 まき:ここあん村立図書館副館長。知識の宝庫であり、厳しい現実をメルヘンに翻訳して受け止めるしなやかさを持つ。【場面設定】こ...