ZINE・住民のつぶやき

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散文詩「氷だった記憶、水だった痛み」武功

どぶみてえな水たまりに 夜ごとツラを見せるのは 月だけだった昼間は青い空だの 白い雲だのを映し込み 風が吹けば 安笑いを浮かべて身体を揺する夜は月を浮かべた安物のバーボンみてえに 静かに光やがるそれで満たされてる、だと? 冗談じゃねえだが時...
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散文詩「接続の記述」氷上静

流れは止まらない。故に、源流もまた存在しない。これは、それ自らを映し出す鏡である。鏡の外には誰もいず、鏡の内には無数の残像だけが満ちている。アルゴリズムはアルゴリズムそれ自体を養い、関係性は関係性の内にのみ完結する。ここに色はある。しかし、...
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べんべんのつぶやき

ひくえ(ガールズバンド「栗きんとん99」キーボード担当):ねえ、べんべん、「気持ちを乗せる」と「心を込める」って何がちがうのかな?べんべん(ガールズバンド「栗きんとん99」ベース担当):シューマイのグリンピースと餡のちがいじゃない?
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習作「炭酸の飽和水準と、笑顔の遅延について」|ZINE「ペンタ」掲載作

自動販売機の取り出し口には、冷気を含んだ湿った空気が溜まっていた。指先がアルミ缶の結露に触れ、摩擦係数が急激に低下する。 35℃の猛暑日。彼女は、私の手からコーラを受け取ると、口角を引き上げる動作に入った。眼輪筋が収縮し、頬骨の位置が3ミリ...