ここきた

箱庭小説(掌編・スケッチ)

箱庭小説「焚くは落ち葉か筑前煮」

これはまだ、真田まるが「ものがたり屋」を開く前のこと。彼女とおはぎはんが、互いにフリーの取材ライターとしてここあん村を駆け回り、まだ「盾と槍」という運命のバディになる少し前の物語――。ここあん村の金曜の夜は、いつもより少しだけ浮かれた空気が...
箱庭小説(掌編・スケッチ)

連続ジェミ庵小説(1)

第1話「書庫とモツ煮込み」【登場人物】武功:気取った文章を憎む作家。霧崎 譲二:寡黙な作家。【スポット】ここあん大学の早稲田サテライトキャンパス(日本文学科棟)の最奥に位置する、日光を拒絶した「開かずの古書庫」。導入:雨漏りの水滴がバケツに...