高島雅也

箱庭小説

移動図書館日記(48)

記録と検閲 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。村の記録映画を撮る学生と、貸出禁止の郷土資料。『1984』の真理省のように、失われた過去を「なかったこと」にする罪悪感と、司書の倫理。[移動図書館/記録/検閲]
箱庭小説

移動図書館日記(46)

あの日を巡る 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。震災のあの日が巡ってくる。誰もが時間から解き放たれてしまう日。ロマコメ号を走らせることは、日常への祈りか、それとも。[移動図書館/震災の日/追悼]
箱庭小説

移動図書館日記(39)

日報とポエム移動図書館司書・菜箸千夏の日記。業務日報の「特記事項」と、上司に指摘された「ポエム」。数字には表せない、本を手にした少年の震える指先を、私はどう記録すべきか。[移動図書館/日報/司書の葛藤]
箱庭小説

移動図書館日記(37)

おしゃべり、道草、ものがたり移動図書館司書・菜箸千夏の日記。ロマコメ号の車体に描かれたキャッチフレーズ。知の殿堂ではなく、あたたかな「道草」の場所でありたいという、私たちの原点と誇り。[移動図書館/コンセプト/居場所]
箱庭小説

移動図書館日記(25)

避難所の記憶 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。ロマコメ号の車内で思い出す、避難所だった頃の図書館。本を守り、データを登録し続けることが、私たちが正気を保つ唯一の方法だった。[移動図書館/避難所/震災の記憶]