コント台本

箱庭コント

箱庭コント66「屋上と不確定性原理」

【登場人物】リリカ B組生徒。「冷たい最強」。陳腐な青春ドラマが大嫌い。ケニー B組生徒。地味な文学少年。「読み専」。リリカの皮肉を翻訳できる。カリソメ君 B組生徒。ごく普通の男子。リリカに興味があるが、会話が噛み合わない。【場所】私立鳥瞰...
箱庭コント

箱庭コント77「社会とエンタメのピンク色の関係」

【登場人物】矢尾 玲子(ステキさん):リリカの母。「ステキ」か「そうでないか」が世界の全て。リリカを「プリンちゃん」と呼ぶ。黒崎 文(A組):文芸部部長。文学に「魂」と「毒」を求める熱血少女。ブコウスキーを愛するが、玲子の「キラキラ」には免...
箱庭コント

箱庭コント84「図鑑の日」

【登場人物】矢尾リリカ:ここあん高校の最強ヒロイン。シニカルな知性の持ち主。カリソメ君:主人公になりそこねた、ごく普通の男子生徒。ケニー:地味な文学少年。リリカの知的センスの理解者。【場面設定】図書室の「図鑑の日」特設コーナーで、本を眺めて...
ZINE・住民のつぶやき

コント「清き一滴」|ZINE「ほつれ」掲載作

万歳三唱の咆哮とともに、議場は「物理的」に崩壊した。首相の解散宣言は強力な分解酵素となり、議員たちはスーツもろとも極彩色の液体へと姿を変えたのだ。これぞ真の解散総選挙である。液体化した候補者たちは、排水溝を伝い、全国の家庭の蛇口へと忍び込む...
箱庭コント

箱庭コント53「ステキさんと、密林の朗読会」

湖畔のカフェ「シズカ」のテラス席で、リリカはイヴリン・ウォーの『一掴みの塵』を閉じた。都会的な憂鬱メランコリーを気取る彼女にとって、ウォーの乾いた皮肉は最高のアクセサリーだ。「すごく不毛な結末。コスパ悪いし、救いがないのが逆にリアルだわ」リ...