
氏名:カゲロウ(本名不詳)
年齢・性別:30代前半・男性
肩書:編集プロダクション「スチール」社員・ライター(「あらすじ本」編集長)
儚げで透明感のある佇まいを持つ。サラサラロングの黒髪が目を引く。自分が偶然居合わせた場所で聞いた生のセリフをメモし、それを勝手にドラマチックで美しい「あらすじ」へと書き換えてしまう無自覚な物語化のカイブツです。悪意のない親切心で見せるあらすじは、周りを感動させて噂を広める原因になります。そんな彼が、迷惑分子扱いされないのは、3回に1回、いや5回に1回ほどは、当事者たちが揉めている本質を突いて奇跡的な解決をもたらすなど、その「あらすじ」能力が役に立つことがあるからです。勤め先の社長鉄瓶敏による怒号すら温かい物語に変換して無力化し、ライバル会社「ぽんちょ」の臼葉をも不気味がらせます。

