地層3

地層3:停滞と波紋の時代(モラトリアムの層)

未知の感染症によって世界が静かに停滞していた令和の初めから、架空の大災害「あのこと」によって村の日常が強制終了する直前までを描く層です。氷上静と恋流波陽の危うい疑似恋愛、若者たちによるリメイク映画の自主制作、糠森ひなと酔酔亭馬楼の不器用な交流など、閉塞感の中でもがく住人たちの群像劇が展開されます。それぞれの人間関係が限界まで張り詰め、恋愛や自己愛が複雑に入り組むドタバタ喜劇としての側面も持ち合わせています。この鬱屈しつつも平穏だったモラトリアムの時代は、未曾有の災害の直撃によって唐突に破壊され、次のフェーズへと移行することになります。

箱庭コント

箱庭コント265「安カップお湯が鳴るなり干物箱」|地層3

[読むシットコム・コント台本]箱庭世界「ここあん村」のアパート「干物箱」が舞台。百均マグカップにお湯を注いだ音をめぐり、お調子者の二つ目の落語家・馬楼とマイペースな代弾きピアニスト・糠森ひなが繰り広げる、少しズレた日常の掛け合い。作・千早亭小倉
バックストーリー

海ママはなぜ「男なら3万円」と説教するのか|ここあん村バックストーリー

早稲田のスナック「灯台」時代海ママの本名は誰も知らない。1980年代の終わり、早稲田のグランド坂にあるスナック「灯台」でアルバイトをしていた頃、いつも海を思わせる絞りのTシャツを着ていたことから、店では「海」「海ちゃん」という愛称で呼ばれて...
バックストーリー

「ちょんまげ生えるわ!」はどこから来たのか?|ここあん村バックストーリー

徒然士はなぜ「ちょんまげ生えるわ」と言うのか完璧な様式美と正しい定義を何よりも重んじる文芸評論家、徒然士。彼は日頃から、筋の通らない世間の風潮や、ここあん村の騒がしい住人たちの不条理な言動に頭を悩ませていました。そんなある冬の夕暮れ、喫茶「...
箱庭コント

箱庭コント207「大人の世界」|地層3

[読むシットコム・コント台本]編集プロダクション「ぽんちょ」にやってきた高校生のこはぎ(おはぎはん)と、ライターの真田まる。そこで出会ったのは、奇抜な企画を量産する編集者・臼葉だった。ここあん村の今(地層4)に連なる地層3のものがたり。作・千早亭小倉
箱庭コント

箱庭コント206「ビル風の縁結び」|地層3

[読むシットコム・コント台本]強風が吹くここあんタワーの下、風速データに固執する院生・ミツヒデと、温かいコロッケを死守したい高校生・こはぎ(おはぎはん)が遭遇。ここあん村の今(地層4)に連なる、地層3のものがたり。作・千早亭小倉