地層3

箱庭コント

箱庭コント27「ここあんタワー竣工式」|地層3

これはまだ、ここあん村が「あのこと」を経験するずっと前のこと。静寂の中、ここあん村長の緑野翠が壇上に立つ。ビリジアンのドレスが、朝日に映える。彼女は、ゆっくりと息を吸い込み、そして――。「村長の緑野翠でございます。上から読んでもミドリノミド...
箱庭コント

箱庭コント71「居酒屋ここきたのテンポ・ルバート」|地層3

【登場人物】酔酔亭 馬楼: 伸び悩んでいる若き落語家(当時)。無類の酒好き。不器用だが情に厚い。そして、なぜか長髪。糠森 ひな: 「代弾き」専門のピアニスト(当時)。怜悧で完璧主義だが、内面は繊細。渡良瀬 愛子: 居酒屋「ここきた」のママ。...
箱庭小説(掌編・スケッチ)

新作落語「ちはやふるふる」酔酔亭馬楼

えー、人間てえのは不思議なもんで、こう頭がぼうっとする暑い時に限って、妙に利口ぶってみせたくなる御仁てえのが、どこにでもいるもんでございます。なに、暑さは関係ねえだろうって? まあまあ、いいじゃねえですか。で、この知ったかぶり、これがまた様...
箱庭小説(掌編・スケッチ)

箱庭小説「水底に差す月光の輝きをキミはまだ知らない」|地層3「月」三部作(1)

[長尺あらすじ]ここあん村(地層3)が舞台の「月」三部作第1作のあらすじ。笑わない女性に惹かれる大学生のハルが、孤高の女性哲学者・氷上静と出会います。書斎での深い対話を通じ、自らの孤独な心と向き合っていく、二人の魂の交流を描き出します。
箱庭小説(掌編・スケッチ)

箱庭小説|番外編013. 背中の祝儀|二つ目の落語家と代弾きピアニストの恋

伸び悩む落語家・酔酔亭馬楼と、代弾きピアニスト・糠森ひな。中編『二つ目の落語家と代弾きピアニストの恋』で二人が別々の道を歩み出す前の、不器用で愛おしい日常を切り取ったショートスケッチ集。今回は、ひなではなく、馬楼と師匠なまくらとの間で語られ...