ここあん高校の元文芸部員で構成された「トリオ・ザ・ギミック」。文芸部の過剰な熱血に反発して退部したものの、完全に冷笑的にもなりきれず、特定の表現技巧のみに極端に特化した結果、独自の暴走を遂げたトリックスターたちです。

パパ(画像左)
設定派。通称「ゴッドファーザー」。対象に短く断定的な「名前」を与えることに執着する男子生徒です。物事の本質や文脈を理解するよりも先に、自分の感覚で独自のラベルを貼り付けることに命を懸けています。ホワイトボードの余白でさえ「白紙のレクイエム」と名付けてしまうように、彼の命名によって事象は強制的に新たな意味を持たされますが、その実、他者との対話は全く噛み合っていません。
イチギョウ(画像中央)
哲学派。通称「名言スナイパー」。文脈を完全に無視し、会話の隙間に唐突な「金言」をねじ込む男子生徒です。長い説明を嫌い、「20字以上の言葉にドラマ性などない」と断言します。他人の行動や発言に対して、あたかも世界の真理を突いたかのような短い警句を放ちますが、それは事象を深く掘り下げるためではなく、単に「名言を放つ自分」に酔いしれるための心地よい装飾として機能しています。
タッピツ(画像右)
ビジュアル派。通称「手書き天女」。言葉の意味や会話の進行よりも「文字の視覚的な美しさ」を最優先する女子生徒です。ホワイトボードに書いた「沈」のさんずいの形が乾いて見えるという理由だけで、平然と議論を停滞させます。文章の内容よりも、絶妙な字間や行間、とめ・はね・はらいの美しさこそが真の芸術だと信じて疑わないため、彼女の美学の前ではどんな深刻な対話も一時停止を余儀なくされます。
「トリオ・ザ・ギミック」メンバーが登場するものがたりやコント
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コント「人はそれをギミックと呼ぶ」
【登場人物】パパ:ここあん高校生(元文芸部)。別名、ゴッドファーザー。対象に短く断定的な「名前」を与える設定派…
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コント「プロローグの停滞」
プロローグの停滞 【登場人物】ギオン(別名、オノマトペ王子):すべてを擬音で処理する感覚派。イチギョウ(別名、…
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