氏名:真田まる
年齢・性別: 29歳・女性
肩書: 「ものがたり屋」店主、生活の中に詩を見出す人

あんさん、その重たい荷物、ちょっとここに置いていきはったら?
泥のついた靴のままでも、ええんよ
椎名町三丁目の、地図から消えかけた路地裏で「ものがたり屋」を営む女性。柔らかな関西弁を操り、難しい言葉を使わずに「雨上がりの水たまり」や「冷めたほうじ茶」のような身近な例え話で、訪れる人のこんがらがった心をやさしく解きほぐします。
普段は、ビールの喉越しや古い紙の匂いを愛でる穏やかな女性ですが、その内側には、かつておはぎはんを匿った時から続く「共犯者」としての顔を隠し持っています。沈丁花の香水を纏い、誰かの物語を聴き続ける彼女は、猪突猛進に突き進むおはぎはんを最後に受け止める「盾」の役割を担っています。
ときに三日三晩、おはぎはんととことん向かい合うことで互いの物語をリセットし、再び日常へと送り出す。そんな、聖域とは呼べないほどに生々しく、静かな祈りのような時間を守り続けている人です。
まるの詩

真田まるの詩「あんさん」
※新しいものから並べています。先頭がいちばん最近の詩です。「水たまりの順番」最初の雨粒は干からびた鉢植えの土になんの模様も作らんと吸い込まれてった。せやけど、なんべんもなんべんも。乾いた土くれは、じわじわ泥に変わってちいさな水たまりになった…

真田まる「まるのひとりごつ」
真田まる「はじめましての、おまじない」二十代も終わりに差し掛かって、ビールの喉越しとか、酔った時の自分の体温とか、そんな目に見えへんものをご馳走やと思えるようになった女やわ。タバコはもう手放してしもうたけど、ふとした瞬間に、あの胸の奥に残る…
まるのZINE「ほつれ」掲載作
まるが登場するものがたりやコント
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まるの国語辞典「まるさん」(2)
へったくれ(口の悪くて堪忍)意味 理屈も体裁も全部ひっくり返して、そんなもんどうでもええわって放り出すときに使…
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まるの国語辞典「まるさん」(1)
やくそく【約束】(あー、胃が重た)意味 まだ来てない未来の自分の行動を、今の自分が勝手に決めて相手に渡してしま…
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箱庭小説「槍と盾、湖畔にて」
ここあん湖畔のブックカフェ「シズカ」を舞台にする「物語の寄港地」シリーズの一編。 湖を渡る風が、岸辺の葦を乾い…
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箱庭コント1「恋愛の達人の日常」
これは、編集プロダクション「ぽんちょ」が椎名町三丁目に移転する前、まだ、オフィスがここあん村のビジネス街にあっ…
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箱庭スケッチ「小説はオワコンか?」
【登場人物】椎名 町助(作家)真田 まる(ものがたり屋 店主) 【場面設定】椎名町三丁目にあるものがたり屋のカ…






