ここあん図書館

箱庭コント

箱庭コント46「斜めのセロハンテープ」

【登場人物】菜箸 千夏:司書。本の並びが少しでも傾くと落ち着かない。菜箸 かな:千夏の姉。翻訳家。袋のシワやパンの凹みを面白がる。【場面設定】夕方の移動図書館。カウンターで千夏が作業をしている。そこへ、スーパーの帰りのかなが入ってくる。かな...
箱庭コント

箱庭コント322「禅メルヘン」

[読むシットコム・コント台本]倫理と秩序を説くここあん大学准教授、現実をメルヘンに置換するここあん図書館司書、そして万物を「無」に帰す哲学者。図書館の啓発ポスターを巡る不毛な議論。作・千早亭小倉
箱庭小説(掌編・スケッチ)

箱庭小説「それぞれの鎧」

ここあん図書館二階、かつての一般図書フロアは、菜箸千夏にとって、完璧に調律された楽器のような場所だった。背表紙の高さ、色合い、日本十進分類法の聖なる数字。そのすべてがミリ単位で管理され、静謐な調和を奏でる。彼女は書架の端から端までを検分し、...
スポット

図書館のフロア案内(「あのこと」以前)

1階 暮らしと集いのフロア文化教室やサークル活動のための貸し会議室、子育て支援センター、飲食が可能なラウンジスペース。ベビーカーを押す若い母親たち、囲碁に興じる高齢者、会議室から漏れ聞こえるコーラスの歌声など、様々な世代の区民が思い思いの時...