箱庭小説(掌編・スケッチ) 箱庭小説「都合の悪いもの」
巨大塔「ペンタ」の屋外避難階段は、いつ来ても冷たい風が吹き抜けている。五角形の石造りの壁に背を寄せ、ここあん高校で美術科を担当する月石みづきは踊り場の鉄柵越しに霧をまとった山並みを眺めていた。眼下には、小名地区の民家の屋根が小さく広がる。そ...
箱庭小説(掌編・スケッチ)
箱庭コント
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