辻さゆり

箱庭小説

連続ここあん劇場(2)

第4話「意味の整列、あるいは冷めた珈琲の定義」【登場人物】辻さゆり:フリーランスの凄腕校正者。世界のノイズを削ぎ落とす「言葉の外科医」。氷上静:ブックカフェ「シズカ」オーナー。理性の信奉者だが、小春の前では脆さを見せる。中野小春:カフェ共同...
箱庭コント

箱庭コント「名優の条件」

【登場人物】古河 モン太郎:編集プロダクション「ぽんちょ」社長。元演歌歌手で、理屈よりも「生のエネルギー」や熱量を愛する豪快な男。辻 さゆり:フリーランスの凄腕校正者。「ぽんちょ」に出入りし、論理の破綻を容赦なく削ぎ落とす「言葉の外科医」。...
箱庭小説

新シリーズ「連続ここあん劇場」(1)

第1話「校正不可能なステキ空間」【登場人物】矢尾 玲子:きさらぎタウンに住む主婦。自称「ステキさん」。不都合な事実や他者の論理を「ステキ」で上書きし、消費可能な装飾へと強制変換する現実歪曲能力の持ち主。辻 さゆり:フリーランスの校正者。情念...
箱庭コント

箱庭コント「画数の重み」

【登場人物】辻さゆり(塩):校正者。感情のノイズを排し、事実の整合性のみを愛する。鴨下留美子:大家。事実よりも、その裏に流れる「物語」の情緒を重んじる。【場面設定】アパート「常磐荘」の入口。さゆりが、表の看板について留美子に詰め寄っている。...
箱庭コント

箱庭コント「同一人物だと思ってました」

【登場人物】氷上 静:カフェ「シズカ」店主。理性の信奉者だが、現在は顔の区別がつかず混乱中。中野小春:カフェ共同オーナー。全てを善悪なく受け入れるが、今は適当な根拠で静を煽っている。真田まる:ものがたり屋店主。空野円:大学講師。静の元同僚。...