移動図書館

箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(22)

割烹着の白 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。ボランティアさんが着てきた真っ白な割烹着。私が「傷のない本」を選びたくなる心理と同じ、混沌とした世界に対する静かで清潔な抵抗。[移動図書館/日常/美学]
箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(21)

カラオケ大会 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。真木先輩の代打で訪れた団地で、まさかのカラオケ参加。完璧な司書であろうとして閉じ込めていた感情が、手拍子の中で解き放たれる。[移動図書館/地域交流/歌]
箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(20)

作家の想い 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。寄贈図書の視察に来た出版関係者の言葉。書棚に並ぶ本はただの物質ではなく、誰かの情熱と祈りが込められた「手紙」だった。構成・千早亭小倉。[移動図書館/寄贈本/本への想い]
箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(19)

水没した道 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。湖畔の道路で見かけた原因不明の冠水。日常のすぐ隣で口を開ける「巨大な無秩序」の気配と、分類不能な不安の記憶。構成・千早亭小倉。[移動図書館/災害の爪痕/記憶]
箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(18)

予定外の返却 移動図書館司書・菜箸千夏の日記。物資配布の渋滞で崩れた運行計画。それでも別の場所まで本を返しに来てくれた利用者の笑顔が教えてくれた、予測不能な物語の温かさ。構成・千早亭小倉。[移動図書館/ボランティア/絆]