移動図書館

箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(12)「包丁さばきの事典」

【移動図書館/図書館が舞台の小説】移動図書館司書・菜箸千夏の日記。カフェで偶然聞いた「包丁さばきの本」の話。貸出データという無機質な数字の向こう側で、本が人と人を温かく繋いでいた奇跡。紹介図書:E・M・フォースター『ハワーズ・エンド』
箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(11)「分類不能な生命」

【移動図書館/図書館が舞台の小説】ここあん村図書館司書・菜箸千夏の日記。生まれたばかりの赤ちゃんと、集まるお母さんたち。本には書かれていない「生きた知恵」の交換と、分類不能な新しい命の輝き。紹介図書:サン=テグジュペリ『星の王子さま』
箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(10)「図書館ライオン」

【移動図書館/図書館が舞台の小説】ここあん村図書館司書・菜箸千夏の日記。静寂であるべき読書スペースで始まった折り紙遊び。ルールを破って吠えたライオンのように、今この場所に本当に必要な音とは。紹介図書:ミシェル・ヌードセン『としょかんライオン』
箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(9)「カルガモの横断」

【移動図書館/図書館が舞台の小説】司書・菜箸千夏の日記。紹介図書:アーノルド・ローベル『ふたりは ともだち』夜道で遭遇したカルガモの親子と、閉架書庫の名もなき虫。私の管理する完璧な運行計画の外側にある、予測不能な「生」の営み。構成・千早亭小倉
箱庭小説(掌編・スケッチ)

移動図書館日記(8)「地図の書き込み」

【移動図書館/図書館が舞台の小説】司書・菜箸千夏の日記。紹介図書:サン=テグジュペリ『星の王子さま』。ブックカフェ『シズカ』で見つけた傷だらけの地図。「ぼくのひみつきち」という書き込みが教える、完璧な資料よりも大切な記憶の痕跡。構成・千早低小倉