箱庭小説

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箱庭小説「柳とハリボテ」

これは、鳥瞰学園ここあん高校の絶対的支配者・黒崎文が、まだ文芸部部長になる前の物語。彼女がなぜ「ここあん高校」を選び、何を背負ってあの部室に座っているのか。そのすべては、祖父の言葉と一つの決断から始まっていた。1.それぞれの悩みカシャリ、と...
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箱庭小説「透明な名前と黙字のp」

ここあん湖畔のブックカフェ「シズカ」を舞台にする「物語の寄港地」シリーズの一編。【登場人物】氷上 静:ブックカフェ「シズカ」オーナー。現代思想家。相手が15歳であっても決して子供扱いせず、対等な観測者として接する。鴨下 栞:ここあん高校の生...
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スケッチ「約束ノート」

【登場人物】恋流波 陽(ハル) :ここあん大学の学生。編集プロダクション「ぽんちょ」の元アルバイト。真田 まる :「ものがたり屋」店主。他者の物語を預かる女性。【場面設定】夜。椎名町三丁目の路地裏、「ものがたり屋」。カウンターにはハルが座っ...
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箱庭小説「凪の来訪者」

ここあん湖畔のブックカフェ「シズカ」を舞台にする「物語の寄港地」シリーズの一編。7月の陽光は、ブックカフェ「シズカ」の大きな窓ガラスを透過し、磨かれた床に鋭角な光の四角形を描き出していた。その光の領域を避けるように、客は二人、それぞれの時間...
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掌編「深海と太陽、交差する応接室」

『水底に差す月光の輝きをキミはまだ知らない。』において、論理の鎧を纏う大学講師・氷上静と、彼女の孤独な世界に迷い込んだ学生・恋流波陽(はる)が繰り広げた、平均台を駆け抜けるような危うい疑似恋愛。本作は、その関係が不器用な形で破綻した後の出来...