連続ジェミ庵小説(13)

第37話「曲がったクリップの用途」

【登場人物】
鈴木 美桜
:ここあん村立図書館の司書。物を捨てられず、あらゆるものに意味を見出す。
鴨下 栞:15歳の物語作家。他者の行動を冷徹な視点で観察する。

【場面設定】 ここあん村立図書館のカウンター。

【スケッチ】
:(カウンターの端にある、ねじ曲がったクリップを指さす)これ、捨てるの忘れてるよ。

美桜:(慌ててクリップを手で覆う)捨てません。これは昨日、利用者さんが残していった大切な記録です。

:記録? 金属疲労の実験データか何か?

美桜:違います。考え事をしている時に、無意識に曲げてしまった心の形なんです。

:ただの歪んだ針金に、随分と立派な名前をつけるのね。

美桜:名前をつければ、捨てずに保管しておく理由になりますから。

:「保管して、いつか紙を挟むの?

美桜:紙は挟めません。もう元の形には戻りませんから。

:本来の用途を果たせないなら、やっぱりゴミでしょ。

美桜:クリップの役割は、紙を挟むことだけじゃないです。

:じゃあ、何に使うの。

美桜:……。

:(手元のノートにペンを走らせる)。

(第38話に続く)作・NotebookLM 編集補・千早低小倉

GeminiやNotebookLMは、クリップが好きだなあ。(千早亭小倉)

*ここあん村および本サイトに掲載している小説類の設定はフィクションです。
*The articles on this site were written by a human, peppered with AI.
*無断転載禁止 Copyright © 2025 千早亭小倉|話紡庵レーベル All Rights Reserved.

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ものがたり
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