ここあん村 全体俯瞰
村を横断する動線となっているのが「ここあん鉄道」です。外界(池袋方面)との玄関口である東の「3丁目駅」を起点とし、中央の「大学前駅」を経て、西の高台にある「タウン駅」へと村を繋いでいます。

村をエリアごとに俯瞰すると、大きく5つのブロックに分かれています。
1. 東部(境界と復興の最前線)
池袋との境界線となる深い「ここあんの森」を擁するエリアです。森の一部を切り拓いた「ボストー区」や、仮設住宅が並ぶ「東風」など、災害からの復興に向かう人々の泥臭い生活の熱気が最も強く感じられる場所です。
2. 中央部(水没した中心地)
村のすり鉢の底にあたる中央には、かつての中心街や大学の旧キャンパスが「あのこと」で水没したあとに生まれた「ここあん湖」が広がっています。湖面からは旧村役場である「ここあんタワー」の先端だけが突き出しており、村の喪失と日常の象徴となっています。
3. 湖の西岸(昭和の情念が残る旧市街)
ここあん湖を取り囲む平地には、古き良き昭和の文化が息づく旧市街が形成されています。隠れ家的な喫茶店や居酒屋が集まる「小古庵」を中心に、映画館や大衆酒場が並ぶ泥臭い下町の「克枯」、芸術家たちが集う北の「小名」などが連なり、村人たちの日常的な交差点となっています。
4. 西部(知性と自己愛の丘陵地帯)
旧市街から西へ坂を上ると、空気が一変します。そこは村の山の手にあたる高台で、文化人や学者が古くから暮らす閑静な「成城ヶ丘」と、山を削って造成された閉鎖的で意識高い系(?)の新興高級住宅街「きさらぎタウン」が広がっています。
5. 北部(不条理の最深部)
村の北側、深い霧の奥には、五角形の巨大な石造りの塔「ペンタ」がそびえ立っています。ここあん高校やここあん大学の芸術学部が占拠するこの塔は、村の常識や論理が通じない不条理な空間として君臨しています。
このあと、この下に順番に、各地区の紹介記事のリンクを貼っていきますね。
![[公式]千早亭小倉の世界 | ここあん村案内所](https://atelier-cocoan.com/wp-content/uploads/2026/04/20260410_125128.jpg)
