水底スピンオフ

箱庭コント

箱庭コント「雪虫と防衛線」

地層3。深海魚が氷山の懐で、のんきに泳いでいたころの一幕。【登場人物】氷上 静:ここあん大学哲学科講師。理性の信奉者。自分の内なる激情を恐れ、常に論理と定義の鎧で武装している。恋流波 陽(ハル):ここあん大学の学生。静の孤独な思考の海に潜り...
箱庭コント

箱庭コント「孤独とエピクロスの庭」(台本)

地層3。深海魚が氷山の懐で、のんきに泳いでいたころの一幕。 【登場人物】氷上 静:ここあん大学哲学科講師。理性の信奉者。恋流波 陽(ハル):ここあん大学の学生。飄々とした態度で静の書斎に入り浸っている。【場面設定】氷上静の自宅、書斎。静はデ...
箱庭コント

箱庭コント「2つのクロールと不条理のリレー」(台本)

人と人との出会いというものは、振り返ってみるとひどく曖昧なことがある。 気づかぬうちに街角ですれ違っていたのかもしれないし、どこかの喫茶店のカウンターで、偶然隣り合って座っていたのかもしれない。これは、後に湖畔でひとつのブックカフェを営むこ...
箱庭コント

箱庭コント「乗車権の剰余と十円玉のドラマ」

地層3。深海魚が氷山の懐で、のんきに泳いでいたころの一幕。 【登場人物】氷上 静:ここあん大学哲学科講師。理性の信奉者。世界のすべてを論理で解体しようとする。恋流波 陽(ハル):ここあん大学の学生。飄々とした態度で、静の論理の隙間に無邪気に...
箱庭小説

掌編「深海と太陽、交差する応接室」

『水底に差す月光の輝きをキミはまだ知らない。』において、論理の鎧を纏う大学講師・氷上静と、彼女の孤独な世界に迷い込んだ学生・恋流波陽(はる)が繰り広げた、平均台を駆け抜けるような危うい疑似恋愛。本作は、その関係が不器用な形で破綻した後の出来...