氷上冬子

箱庭コント

箱庭コント264「ステキな処方箋」

[読むシットコム・コント台本]箱庭世界「ここあん村」のきさらぎタウンにて。体調不良の氷上冬子と自称「ステキさん」こと矢尾玲子が遭遇。天敵ともいえるふたりの、マカロンの味に隠された本音と、皮肉混じりの優しさがクスリと笑える一幕。作・千早亭小倉
箱庭コント

箱庭コント232「ハリボテの踊り子と乾いた草」

[読むシットコム・コント台本]箱庭世界「ここあん村」の成城が丘に住む「生の肯定者」氷上冬子と、あらゆる不都合を「ステキ」という言葉で塗り替える主婦の矢尾玲子(ステキさん)。相反する価値観・自己愛が書店のカフェスペースで交錯。作・千早亭小倉
箱庭コント

箱庭コント224「特権的マーガリン」

[読むシットコム・コント台本]ここあん村の湖畔のブックカフェで繰り広げられる会話劇。理屈っぽくて不器用な娘・静の日常をめぐり、母の冬子とパートナーの小春が軽妙なトークを繰り広げます。クスッと笑えて心が温まる二人の掛け合い。作・千早亭小倉
箱庭小説

箱庭小説「一本道」

氷上静は、実家の門を背にして歩き出した。右にはここあん鉄道の線路、左には無機質な住宅の塀が続いている。視界の先まで、古びたアスファルトが約400メートルにわたって単調な直線を引いていた。右にも左にも曲がる場所がない、ただの一本道だ。実家を出...
箱庭コント

箱庭コント44「師匠の優雅なる空白」

前段【登場人物】米山共子:高名なピアノ教師。愛弟子(糠森ひな)が自立し、現在は完璧な孤独を持て余している。氷上冬子:氷上静の母。共子の強がりを特等席で楽しむ生の肯定者。中野あやね:中野小春の母。他人の会話の文脈を完全に無視して平和を保つ観察...