コント台本

箱庭コント

箱庭コント64「演劇祭、その採点に異議あり!」

劇団作家・徒然士が豪語する「完璧な様式美」の新作。だがそれは人気ドラマの奇妙な二番煎じか。設定の微細なズレが笑いを誘う、独創性と模倣の境界線を突く知的コントをはじめ、ここあん村の劇団を舞台にしたコント。
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箱庭コント246「湖と池と沼の存在論」

コントパターン:6「賢者の自壊」【登場人物】氷上 静:ここあん湖畔のブックカフェ「シズカ」オーナー。あらゆる事象を言葉で分析しようとする現代思想家。中野 小春:「シズカ」の共同オーナー。静のパートナー。物事の本質を、言葉以前の「気配」で感じ...
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箱庭コント54「ちょんまげ生えるわ」

珈琲の黒い水面が波打ち、映り込んだ蛍光灯が揺れる。分厚い一枚板のテーブルに叩きつけられた掌の熱が、カップの底を揺らしたのだ。「なぜだ! なぜ村の連中は使わんのだ、『ちょんまげ生えるわ』を!」徒然士ただぜんじの口から飛んだ飛沫が、喫茶店「小古...
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箱庭コント93「大遅刻の免罪符」

ここあん鉄道3丁目駅の改札口で男が泣き叫んでいた。「火曜だ! 俺が池袋を出たのは火曜の朝なんだ! なんで金曜になってるんだよ!」握りしめたスマホの画面には、取引先からの不在着信が五十数件。男のネクタイは歪み、目は血走っている。ここあん鉄道の...
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箱庭コント7「未定義のコースター」

ブックカフェシズカの朝。マホガニーのカウンター。静が、一分の狂いもなく磨き上げるその滑らかな銀河に、それは「こぼれて」いた。液体ではない。漆黒の絵具を垂らしたような、しかし奥行きだけが無限に続く「空間の剥離」だ。「……事象の地平面の漏出? ...