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箱庭コント

箱庭コント264「ステキな処方箋」

[読むシットコム・コント台本]箱庭世界「ここあん村」のきさらぎタウンにて。体調不良の氷上冬子と自称「ステキさん」こと矢尾玲子が遭遇。天敵ともいえるふたりの、マカロンの味に隠された本音と、皮肉混じりの優しさがクスリと笑える一幕。作・千早亭小倉
ZINE・住民のつぶやき

25. 極めて遅い風化|化野環古生物学小日記

夜明け間近。昨日の雨が洗い流した空気は、澄み切っている。開け放した窓の薄明かりを感じながら、頭にふと浮かんだ言葉を反芻する。「窓ガラスは、地質学的な変化が全く起こらない、最も単純な地表のモデルなのですね」私は改めて窓ガラスに目を向けた。昨日...
箱庭小説(掌編・スケッチ)

箱庭ラノベ|第29話 怠惰の魔女と最後の言葉|ここあん高校文芸部

数分後、部室のドアが億劫そうに開かれた。開くのが「面倒くさい」とでも言うように。そこに立っていたのは、僕の想像をあらゆる意味で裏切る人物だった。よれよれのジャージ。鳥の巣のようにボサボサの黒髪。美しい造形をしているはずなのに、その全てを台無...
箱庭コント

箱庭コント265「安カップお湯が鳴るなり干物箱」|地層3

[読むシットコム・コント台本]箱庭世界「ここあん村」のアパート「干物箱」が舞台。百均マグカップにお湯を注いだ音をめぐり、お調子者の二つ目の落語家・馬楼とマイペースな代弾きピアニスト・糠森ひなが繰り広げる、少しズレた日常の掛け合い。作・千早亭小倉
箱庭コント

箱庭コント266「路傍の石」

[読むシットコム・コント台本]箱庭世界「ここあん村」の月が落ちない理由を巡るロマンと現実の食い違い。山本有三『路傍の石』のエピソードをきっかけに、噛み合わない会話と道端の石の価値を巡るズレた熱弁が繰り広げられる日常シットコム。作・千早亭小倉