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ZINE・住民のつぶやき

ショパンのひとりごつ

みなさん、こんにちは。ここあん高校B組のショパンです。あ、本名は少し気恥ずかしいので、学校ではこう呼ばれています。最近、私は自室のパソコンからネットの深海を回遊することに、ささやかな喜びを感じているのです。とりわけ、特定の厳格なルールだけで...
ZINE・住民のつぶやき

鈴木美桜のひとりごつ

皆さんは、図書館で本や文房具が「なくなる」とき、それを単なる不注意や、だらしない人間の仕業だと思っていませんか?あ、すみません。鈴木美桜です。偉そうに言うつもりは全くないんです。ただ、私はここあん村立図書館で司書をしていて、自分自身が本当に...
ZINE・住民のつぶやき

20. K-Pg境界線と九月の終わり|化野環古生物学小日記

夕暮れの静かな研究室で、壁に掛かった一枚きりの暦に目をやる。今日が九月の最終日であることに気づき、その紙片を、ミシン目に沿って丁寧に引き剥がした。パリ、という乾いた音が、世界の区切りを告げる。暦というのは、時間を平らに均すための、極めて人間...
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19. 焦点深度という誠実さ|化野環古生物学小日記

週末の拡散した思考を収束させるように、月曜の午前は顕微鏡の前に座る。カンブリア紀の頁岩から切り出した薄片をステージに載せ、接眼レンズを覗き込む。最初は、光の滲んだ、意味をなさない世界が広がっている。粗動ハンドルを回すと、像がぼんやりと結び始...
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18. 人新世の不整合面|化野環古生物学小日記

日曜の午後は、思考が普段より遠くまで拡散していく。アパートの窓から、少し離れた場所にある大規模な建設現場を眺めていた。古いビルが解体された跡地に、巨大なクレーンが林立している。多くの人々にとって、これは「再開発」という名の、経済活動の風景だ...