箱庭コント あらすじ&リンクまとめ(1)| 1〜20

箱庭コントだけでも300本近くになりまして、まとめの意味で、本サイトで公開中のコントのあらすじ&リンク集を作成しました(というか作成中です)。番号をふってありますが、執筆・公開順ではありません。新作コント公開と並行して、こちらも徐々にですがまとめていきたいと思います。

箱庭コント1「恋愛の達人の日常」
(あらすじ)編集プロダクション「ぽんちょ」のパート職員である中野小春が、オフィスでデスクに向かって作業をしているところ。そこへ事務所に出入りするライターの真田まるがひょいと顔をのぞかせ、同僚編集者である臼葉の新たな恋の噂話を持ちかけ、ターゲットは小春ではないかと煽るように耳打ちして絡んでくる。

箱庭コント2「旅人算とクリシェの現在地」
(あらすじ)湖畔のブックカフェで、ここあん高校に通うシニカルな女子生徒の矢尾リリカが、弟の宿題である旅人算の問題集を淡々と解いているところ。そこへ文芸部部長の黒崎文が、旅人算には旅の精神が感じられないと文学的な見地からいぶかしげに難癖をつけ、部員の堂島巧とともに定義や言葉の破綻を突いて独自の持論をまくしたててくる。

箱庭コント3「卵もロックもロールする」
(あらすじ)ものがたり屋のカウンターで、ガールズバンドのギタリストであるいときちが、ロッカーのエッセイ集を読み返し、愚痴が歌詞のように響くと熱っぽく語っているところ。そこへ店主で姉の真田まるが、本の内容が変わったのではなく単に空腹や懐事情のせいで感じ方が変わっただけだと、現実的な理屈を突きつけて冷静に茶化してくる。

箱庭コント4「嫌われ役と嫌われ者の交差点」
(あらすじ)大学のラウンジで、高圧的な大学事務局員の小庭千和が、掲示板の貼り紙を見張りながら冷めたお茶に不満を漏らしているところ。そこへAI倫理を研究する大学院生の山本あゆみが、学内一の嫌われ者だと自覚はあるのかと切り込み、自らを嫌われ役と正当化する小庭に対して、淡々と容赦のない正論を突きつけて揺さぶりをかける。

箱庭コント5「面白いと面白そうの溝」
(あらすじ)本屋の前で、ここあん高校文芸部員の神崎一樹が、立ち読みした本の感想について「面白い」と「面白そう」の言葉の厳密な定義にこだわり、論理的に逡巡しているところ。そこへ同じ文芸部員の天野光がアメリカンドッグを頬張りながら、一部しか読んでいないなら「おも」で止めればいいと、持ち前の感覚的な持論で気楽に切り込んでくる。

箱庭コント6「迷子とプランター」|月面レタス隊
(あらすじ)月面基地の余興として、植物への愛が深いモヤシが、キッチンでプランターのレタスに話しかけ、名前をつけようと愛でているところ。そこへ同居する理知的なエンジニアのマッドがチョコをかじりながら、光合成しているただの葉っぱだとドライに一蹴しつつ、部屋の中で迷子になるモヤシに呆れて世話を焼き始める。

箱庭コント7「未定義のコースター」
(あらすじ)早朝のブックカフェで、オーナーの氷上静が、カウンターに現れた漆黒の空間の剥離を前に、自身の論理で除去しようとピンセットで慎重に格闘しているところ。そこへ共同オーナーの中野小春が焙煎室から現れ、静の緊張や不条理への苦悩をよそに、事務用テープで無造作に塞ごうとあっけらかんと立ち入ってくる。

箱庭コント8「片付けないのかられないのか
(あらすじ)図書館の交流ラウンジで、古生物学専攻のここあん大学院生・花野環奈が、テーブルに放置されたお菓子の空き箱について片付けない理由を問い質しているところ。そこへ持ち主であるここあん図書館司書の鈴木美桜が、物を捨てられない理由を熱弁し始め、互いの部屋の散らかり方を地層や保管庫と正当化し合って不毛な片付け論争を展開していく。

箱庭コント9「焚火と落ち葉のあっちっち」
(あらすじ)深い霧に包まれた駅前の屋台で、政府倫理局員の南花焚美が、激辛ラーメンの衝撃に浸りながら無心にスープを啜っているところ。そこへ着ぐるみの頭部を足元に置いたジャージ姿のおちばが、滝のような汗をぬぐいながらその激辛ぶりに驚いて声をかけ、初対面とは思えない気軽さで仕事の過酷さや奇妙な名前への共感を寄せてくる。

箱庭コント10「氷上静ひとりコント
(あらすじ)深夜のブックカフェの厨房で、オーナーの氷上静が、紙とプラスチックが融合した洋菓子の空き箱の分別を前に、完璧な論理で存在論的地位を確定させようと慎重に向き合っているところ。剥がれないフィルムという現実の粘着性を前に、自身の内なる知性や哲学的な思索と対峙し、分別基準や熱エネルギーの概念を駆使して自問自答を深めていく。

箱庭コント11「肉球メソッド」
(あらすじ)赤井葵は、ここあん村の劇団「かもかも」の看板女優。葵が稽古場で台本を片手に迫真の演技をぶつけているところ。そこへ相手役を務める新人女優の南花おちばが、ゆるキャラ仕込みの猫の鳴き真似や愛らしいポーズを交えてセリフを返し、シリアスな場面にそぐわないと葵が激しくダメ出しをして食ってかかる。

箱庭コント12「二つ目と代弾き 01」
(あらすじ)深夜のコインランドリーで、代弾きのピアニスト糠森ひなが、ベンチに座って楽譜の修正作業に没頭しているところ。そこへ同じ場所で洗濯を待つ二つ目の落語家酔酔亭馬楼が、回る乾燥機の中身を人生の縮図やロマンに見立てた持論を気さくに語りかけ、ひなから冷徹なツッコミを受ける。

箱庭コント13「二つの言語と一つのコルク」
(あらすじ)自宅のダイニングで、ドイツ文学翻訳家の向原佐和が、ワインのコルクを途中で折ってしまい、完璧に抜けなかった事態を文学的敗北だと深刻に嘆いているところ。そこへ同席するフリーランス翻訳家の菜箸かなが、大げさに捉える佐和を軽くいなしながら、状況をあっけらかんと受け止めて助言を挟む。

箱庭コント14「二つに折れない自尊心」
(あらすじ)ここあん村立図書館のアーカイブ室で、文芸評論家の徒然士が、古びた辞書を広げて漢字の様式美について講釈を垂れようと待ち構えているところ。そこへ作業中の図書館司書菜箸千夏が通りかかり、徒然士から「折」の字の美学について議論を吹っ掛けられるも、辞書通りの正確な知識で淡々と切り返す。

箱庭コント15「同一人物だと思ってました」
(あらすじ)湖畔のブックカフェ「シズカ」の店内で、店主の氷上静が、別々の席に座る三人の女性客の顔の区別がつかなくなり、全員同一人物ではないかと密かに混乱しているところ。そこへ共同オーナーの中野小春が、静の極端な悩みを面白がりながら、適当な根拠や大雑把な見分け方を持ち出してさらに調子を狂わせようとする。

箱庭コント16「底なし沼と戻るボタン」
(あらすじ)きさらぎタウンの微笑書店のレジ前で、ここあん高校文芸部部長の黒崎文が、購入予定の古典文学本を手に取り、回りくどい描写や皮肉の奥深さを熱弁しているところ。そこへレジ打ちを担当する同級生アルバイトの矢尾リリカが、タイムパフォーマンスの悪さや主人公への共感のしづらさを理由に、冷ややかな正論で反論を投げつける。

箱庭コント17「池袋の様式美」
(あらすじ)池袋の駅前で、文芸評論家の徒然士が、先ほど食べた洋菓子の表記にある促音について、言葉の乱れであり様式美に反すると不機嫌に憤っているところ。そこへ古本探しに同行していたライターのおはぎはんが、細かいことは気にせず美味なら良いと気楽にいなし、別の話題を振って調子を狂わせる。

箱庭コント18「拝啓 池袋のはずれの村から」
(あらすじ)村のはずれで、文芸評論家の徒然士が仲間たちと遠くの景色を眺めながら、小古庵アトリエ村の境界や精神的な定義について講釈を垂れているところ。そこへラジオ番組の企画を携えたライターのおはぎはんが息を切らして駆け込み、村の実態を暴いて白黒つけようと息巻いて強引に話へ割り込んでくる。

箱庭コント19「地層3のバタンキュー」
(あらすじ)ピアノのレッスン室で、弟子であるピアニストの糠森ひなが、過酷な練習の果てにソファへ倒れ込み、体力の限界を訴えて脱力しているところ。そこへ師匠の高名なピアニストである米山共子が、その弱音を弟子の万年及第点な演奏ぶりと結びつけて手厳しく茶化し、さらなる奮起を促すように言葉を投げかける。

箱庭コント20「地層4のバタンキュー」
(あらすじ)ここあん図書館のスタッフルームで、アーカイブ担当の芳野結衣が、連日の資料整理に追われながら差し出されたアーモンドを静かにかじっているところ。そこへ副館長の真木まきが、前日にデスクで倒れ込むように寝ていた姿をからかい、アーモンドの古い呼び名を引き合いに出してメルヘンな屁理屈で弄り始める。


箱庭コント一覧
ここあん村を舞台に、ここあん村の住人たちの日常の、些細な一幕を切り取って、「笑い」に昇華させたコントやショートショートを集めました。仕事場での騒動や酒場でのやり取りなど、見慣れた光景がふとしたきっかけで常軌を逸した展開へと転がり落ちていきま…
[コント台本・掌編 約600本]

主な舞台は、椎名町三丁目から広がる箱庭「ここあん村」。箱庭コント作家・千早亭小倉の手による、どこか懐かしい日常劇やクスッと笑えるコメディ、沁みる掌編を絶賛公開中です。これからも「読むシットコム」の世界を追究していきます。
*ここあん村および本サイトに掲載している小説類の設定はフィクションです。 *The articles on this site were written by a human, peppered with AI. *無断転載禁止 Copyright © 2025 千早亭小倉|箱庭コントを紡ぐ 話紡庵レーベル All Rights Reserved.

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