箱庭コント あらすじ&リンクまとめ(6)| 101〜120

箱庭コント101「事の経緯」
(あらすじ)ここあん村の居酒屋「ここきた」のカウンター席で、恋流波東彦が中島みゆきの名曲「糸」を口ずさみながら、歌詞の言葉の成り立ちを理屈っぽく語っている。息子の陽が席に戻り、さらに店主の渡良瀬愛子が歩み寄ってきて、東彦が若い頃にラジオ番組へ投稿して採用された熱い自作ポエムの思い出話の開陳に巻き込まれる。

箱庭コント102「乗車権の剰余と十円玉のドラマ」|地層3
(あらすじ)ここあん鉄道3丁目駅の券売機前で、大学生の恋流波陽が発車時刻が迫る中、硬貨の擦れ具合に歴史やドラマを感じながら小銭で切符を買おうと手間取っている。同行する大学講師の氷上静が、非合理的な時間ロスを嫌って自身の回数券を差し出すも、陽がそれを記念品として大切に保管しようと言い出し調子を狂わされる。

箱庭コント103「太陽のものまね」
(あらすじ)きさらぎタウンにある自宅リビングのソファで、ここあん高校生の矢尾リリカが静かに文庫本を読んでいる。小学生の弟・太陽が床で遊びながら海外ドラマの登場人物名を連呼し始めるが、それはモノマネではなく単なる状況報告だと指摘するリリカに対し、名前を言うのが一番早くヤバさが伝わると無敵の屁理屈を並べて絡んでくる。

箱庭コント104「おいでませ満月亭」|月面レタス隊|アルテミス2計画記念コント
(あらすじ)月面基地の展望ラウンジで、月面レタス隊クルーの宇宙ジャーナリストのトクダネが、軌道を通過するアルテミス2号の歴史的瞬間を完璧な構図で撮ろうとカメラを構えている。そこへおばちゃん人格のAIヌカヅケが、近所付き合いの挨拶として手作りのぬか漬けを差し入れようと、窓ガラスにタッパーを押し付けて画角を遮ってくる。

箱庭コント105「コスパ、タイパから時代はジパへ」|AI検閲官ジェニ美
(あらすじ)政府倫理局のオフィスで、AI検閲官のジェニ美が処理負荷を減らすため、漫画の作画を勝手にミニマリズム調の美形に変換して作業している。そこへ上司である倫理監督官の南花焚美が画面を覗き込み、原型を留めていないと呆れて文字データで読むよう促すも、ジェニ美から独自の「ジパ」の概念を熱弁される。

箱庭コント106「キイロは何色?」
(あらすじ)ここあん村のカフェ「小古庵」で、アルバイトの東山キイロが映画の影響を受けて軽快にステップを踏みながら、客にコーヒーのおかわりを配ろうとしている。窓際の席に座る作業着姿の女性客が、外国語で謎めいた言葉を口にしながらキイロの手首を掴み、シュガーポットの扱いを巡って奇妙なやり取りを仕掛けて翻弄する。

箱庭コント107「クッキーは人生の味」
(あらすじ)ここあん大学の学生ラウンジで、技術地政学を専攻する大学院生の権田猛が、歴史上の暦の改変について巨大な陰謀を発見したと息を切らして主張している。居合わせた理論物理学専攻の平泉慧と古生物学専攻の花野環奈が、物理的な調整や地質学的な誤差に過ぎないと冷淡にいなし、壮大な陰謀論をあっさりと一蹴にかかる。

承前箱庭コント108「クッキーもロジックもポロポロ」
(あらすじ)ここあん大学の学生ラウンジ。大学院生の権田猛が買い出しから戻り、現行の暦制度によって時間の搾取を防ぐ完璧な計算がなされていたと意気揚々に報告している。同じく院生の平泉慧が、依然として僅かな秒数のズレが存在すると冷ややかに指摘し、再び陰謀論を暴走させる権田を論理と省エネの観点から突き放す。

箱庭コント109「でちゅまちゅのBGM」
(あらすじ)寺の客間で、映画監督志望のここあん大学生である岸辺義道が、コンサートを終えた元オペラ歌手のボラン京子にカメラを向け、自主映画の劇中音について助言を求めているところ。そこへ庭から京子の愛犬が顔を覗かせた瞬間、それまで完璧な威厳を保っていた京子が突如として激しい幼児退行を見せ、義道を激しく驚かせる。

箱庭コント110「ちゃぷちゃぷ合戦」
(あらすじ)ここあん大学早稲田サテライトキャンパス。学生ラウンジで、映画監督志望の学生岸辺義道が、自作の雨の映像に元オペラ歌手の幼児退行音声を重ねる前衛的な編集作業に没頭している。サークルの後輩遠藤薫子が背後から現れ、特撮作品の演出論を引き合いに出して面白がりつつ、声と映像の周波数のズレを鋭く突いてくる。

箱庭コント111「ヌーヴェルヴァーグ左岸派、封鎖できません」
(あらすじ)ここあん村の喫茶「小古庵」のカウンター席で、常連の氷上静と文芸評論家の徒然士が、現代の文学表現に垂直方向の跳躍や文脈の断絶が欠けていると深刻に議論している。アルバイトの東山キイロが映画にかぶれた陽気なステップを踏みながら注文の品を運び込み、二人の重苦しい議論を軽やかに吹き飛ばしてしまう。

箱庭コント112「リストロールに用かい?」
(あらすじ)ここあん村の古書店「古河書店」の店内。ここあん図書館の司書鈴木美桜、同図書館のアーカイブ専門員芳野結衣、ここあん大学院生の篠田律の3人が、昭和のアニメムックを開いて完璧なリストの構造美に陶酔している。店主の古河佐助が、掲載作品を実際に見たことがあるのかと素朴な疑問を投げかけ、作品内容そのものをノイズと見なす3人の異様なこだわりに呆れ返る。

箱庭コント113「ロンリーローメーカー」
(あらすじ)公民館の前で、ここあん高校生のリリカと弟の太陽が、村の議会制民主主義の仕組みについて話している。ドラムの練習を終えたここあん村でただひとりの現職議員たたこが通りかかり、姉弟の疑問に対して、村長が打ち出す施策にリズム隊としてスネアを入れて待ったをかけるのが自身の役割だと豪快に持論を語り聞かせる。

箱庭コント114「黒板ギャルド」
(あらすじ)開店前のジャズバー「Sound Blue」で、オーナーの青野音が店先に置く黒板メニューを丁寧に清書している。音楽美学を専攻する息子の綾小路幹が、文字の並びが綺麗すぎて即興性や美学が足りないと指摘したため、触発された音が文字を一切書かずにチョークを砕くという極端なアヴァンギャルドの破壊衝動へと暴走し始める。

箱庭コント115「人はそれをギミックと呼ぶ」
(あらすじ)ここあん高校の空き教室。ホワイトボードの前で、元文芸部員のイチギョウが白紙の空間を暴力だと名言風に呟き、同じく元部員のパパがそれに大仰な名前を授けているところ。そこへ文字の美しさにこだわるタッピツが加わり、筆跡のバランスや文字の形を追求するあまり、二人の命名を無視して何度も板書を消して書き直そうとする。

箱庭コント116「相談オールスターズ」
(あらすじ)ここあん村役場の会議室で、広報誌に掲載する犬のお悩み相談に対し、村を代表する作家や評論家たちが自意識過剰な持論や解釈を次々とぶつけ合う。校正者の辻さゆりが、論理の破綻や不要な装飾を赤字で切り捨てようと議事録を確認するも、同僚の臼葉が書いた完璧な悪ふざけのSFプロットに思わず爆笑してしまう。

箱庭コント117「馬になるといけねえ」
(あらすじ)ここあん村のライブハウス「ガーデンガガガーデン」。店のバーコーナーで、落語家の酔酔亭なまくらが、幼馴染のピアノ教師米山共子と並んで酒を飲み、弟子が去った寂しさを語り合っている。そこへ演奏を終えた孫のうたまろがやってくると、なまくらがその名前の由来を勝手に落語家一門と結びつけ、後継ぎとして弟子入りさせようと強引に勧誘し始める。

箱庭コント118「萌えろニューロマンサー」
(あらすじ)ここあん大学の自主映画サークル「アーヌエヌエ」の部室。カメラマン志望の岸辺義道がサイバーパンク小説の金字塔を手に取り、クリエイターの目指すべき極致だと熱弁している。新入生の遠藤薫子や先輩の聖林太郎が、義道が洋書の表紙を眺めているだけで本文を一向に読もうとしない見栄っ張りな姿勢を冷ややかにからかって突っ込む。

箱庭コント119「イケボんのう」
(あらすじ)ここあん村の劇団「かもかも」の稽古場で、元落語家で寺の副住職である小林道照(酔酔亭馬楼)がアフレコの稽古に巻き込まれ、台詞の発声練習をさせられている。演出家の鴨下留美子が、声が良いだけで絶体絶命の緊迫感が全く伝わってこないと冷酷にダメ出しを浴びせ、過酷な訓練で焦燥感を掴むよう厳しく要求してくる。

箱庭コント120「欲望を映す鏡」
(あらすじ)ここあん村の居酒屋「ここきた」のテーブル席で、ここあん大学院生の古暮賢人が、バタフライ効果による世界の崩壊や株価暴落を長々と語り、場を暗く沈ませる。アルバイトの中野楓子が満面の笑みで料理を運び込み、古暮が瞬時に癒やされた姿を見た院生の平泉慧と金田エリが、彼女の明るさの本質を巡って独自の分析を仕掛けてくる。


箱庭コント一覧
ここあん村を舞台に、ここあん村の住人たちの日常の、些細な一幕を切り取って、「笑い」に昇華させたコントやショートショートを集めました。仕事場での騒動や酒場でのやり取りなど、見慣れた光景がふとしたきっかけで常軌を逸した展開へと転がり落ちていきま…
[コント台本・掌編 約600本]

主な舞台は、椎名町三丁目から広がる箱庭「ここあん村」。箱庭コント作家・千早亭小倉の手による、どこか懐かしい日常劇やクスッと笑えるコメディ、沁みる掌編を絶賛公開中です。これからも「読むシットコム」の世界を追究していきます。
*ここあん村および本サイトに掲載している小説類の設定はフィクションです。 *The articles on this site were written by a human, peppered with AI. *無断転載禁止 Copyright © 2025 千早亭小倉|箱庭コントを紡ぐ 話紡庵レーベル All Rights Reserved.

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